ミンとルウ

高まったときに書きます

卒業袴を決めたとき

就活のとき、一番行きたかった企業の最終面接で落ちてしまった。採用担当者は「あとひと押しが足りなかった、今後の活躍をお祈りしています」と言った。

 

 

内定をもらっていた会社はあったけれど、そこに行くべきか、留年して就活を続けるべきか迷った。

夏と秋の間、家には「卒業式 袴レンタルのお知らせ」が沢山届いた。「早く決めないと、好きなデザインが選べなくなります」

卒業を迷っていることを親には伝えていなかったので、なぜ袴を早く選ばないのか、やきもきしているようだった。

 

 

しばらくの間悩んで、今の会社に入ることを決めた。その時残っていた袴は、確かに地味なデザインのものだった。

卒業式の日、少し地味な袴を身につけた私に、後輩が「シンプルで、似合っていますね」と声をかけてくれた。嬉しかった。

 

 

年齢を重ねて、人生の選択をすることが増えた。何かを変えようと行動するのも、変えようとしないのも、それを選んだことになる。周りの期待や世間体などを気にしてしまったり、自信が持てなかったりすると、袴を選んだときの気持ちを思い出す。

悩むことも多いけれど、ハロプロを聴いて自分を鼓舞していきたいと思う。

 


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